山尾志桜里氏報道の異常性 のぞき見趣味が政治を堕落させる – BLOGOS

Home » 政治スキャンダル » 辻元清美衆院議員 森友学園問題3つの疑惑 » 山尾志桜里氏報道の異常性 のぞき見趣味が政治を堕落させる – BLOGOS
辻元清美衆院議員 森友学園問題3つの疑惑 コメントはまだありません



 もうそろそろ山尾志桜里氏に関する意見を述べるのはやめておこうかなと思っていましたが、やはり、種々の情報を読んでいると書いておくべきだと思い直し、書いているところです。

 私は、不倫がいいものだとは思わないし、奨励されるものでもないと思いますが(これまでの意見で、別に奨励しているともいいものだとも書いていないのですが、お前は不倫を肯定するのかと言ったような批判にはほとほどうんざりさせられます。)、こういったレベルのことで政治が左右されるということの方が、私は危機的だなと思っていますし、今回の山尾氏の騒動でなお一層、強く思いました。

 基本的には、これらの報道はプライバシーを暴露して喜ぶのぞき見趣味の範ちゅうに入るものです。
 政治疑惑に対しては、何の興味、感心を示さない人たちも不倫報道になると俄然と食らいつくわけですから、これこそが人の性というものでしょうか。不倫を欲望に負けたなどと批判しながら、そう言っている人たちはのぞき見という欲望の固まりを示しているわけです。

叩かれる不倫2つの要素「山尾志桜里が辻元清美から学ぶべきこと」三浦瑠麗〈dot.〉」(AERA)
「夕方の報道番組でも取り上げられ、別格の扱いを受けている。どうして不倫報道が増えるのだろうか。前出の西澤さんは言う。

「性に関することはいや応なく情動を揺らすので、目を引きやすく、視聴率を取りやすいというマスコミ側の事情があると思います。また、視聴者にとっても、本来はどうでもいいはずの有名人や知人の不倫話が気になってしまうのは、パートナーとの関係に満たされていなかったり、うらやましいという気持ちやストレスを抱えていることが考えられます。社会がスケープゴートを求め、現代の魔女裁判が広がっているともいえるでしょう」

 また、私がこのような意見を述べたことに対し、「世の中の感情をわかっていない」とか、「もう当選は無理だね」とかいう意見(批判?)もありましたが、そのような選挙に関する有権者の動向分析として問題提起しているわけではないのに、全く的外れな論評にはがっかりです。
 現状からいったら投票行動に関しては、山尾氏に厳しい結果が出るだろうし、なというのは分かり切ったことです。私の主張は、そのような選挙分析ではなく、これでいいんですか、という問題提起です。

 山尾氏に対するダブルスタンダードだという批判は相変わらず強く、宮崎謙介氏叩きに対するブーメランだと騒ぐわけですが、これもあまり意味がないどころか、不倫程度の問題で一体、何を騒ぐのやらという感じです。
 要はダブルスタンダードと騒いでいる人たちは、宮崎謙介氏側にいた人たちでしょう。もともと山尾氏の支持層でも何でもない人たちです。ここぞとばかりに騒いでいるだけですから、何の価値もありません。
 前掲AERAの記事ですが、三浦瑠麗氏の言葉として、宮崎氏についてもこのように触れています。
「イクメンをアピールしながら、妻の出産時期に不倫した宮崎謙介元議員」

 イクメンのアピールとは、要は国会議員としての活動のおサボり宣言のことであり、そのような中で実行された不貞ですから、単なる不倫が非難されたわけではないのですが、山尾叩きにのめり込んでしまっている人たちは、ここを意図的にスルーさせるわけです。
山尾志桜里議員の説明責任? 全く必要なし 議員辞職せよ、などというのは民主主義の劣化だ

 女性叩きだといことについても同じです。宮崎謙介氏だって叩かれているだろうというのは、何故、上記の宮崎氏と山尾氏の違いが分からないのか不思議で、本当に分からなければお粗末ですが、分かっていながら敢えて目をつぶり、山尾叩きに明け暮れているということでしかないので、何の価値もありません。
 前掲AERAの三浦瑠麗氏の発言からの引用です。

「いまも主要政党の多くの男性議員について、不倫、風俗、銀座通いが記者の間で知られており、時に報道されていますが、大問題には発展しません。しかし、不倫に限らず、女性議員は目立つのでスキャンダルのターゲットになりやすい。ダブルスタンダードなんですよ」

のぞき見趣味の行き着く先って、こういうことになるんだよね
いじめイジメ

 それから週刊誌レベルですが、このような報道もあります。
山尾議員 夫と離婚協議中だった!不倫相手は担当弁護士の衝撃」(女性自身2017年9月12日)
 山尾氏夫婦の離婚騒動がそのまま暴露されてしまっています(もっとも以前から同様の情報は流れていましたが)。
 これも私生活の暴露であって、本来的にはのぞき見の部分ですので、内容については、正しいのかどうかの真偽は分かりませんし、深入りはしませんが、要は夫婦間の問題には種々の事情があり、外から不倫だと騒ぐということがどうなのかということでもあります。
不倫だ、慰謝料寄こせ! 配偶者ではなくその相手方に対する請求は正当だと思いますか?

 今回、一連の報道は、単に政治を歪めるためだけのものに過ぎませんでした。
 前原代表の10年以上前の北朝鮮での写真も週刊誌に出ていましたが、これについても下品であり、こうした情報で政治が動いているこということに危機感はないのでしょうか。

 こういった週刊誌レベルで政治が動くことの是非はともかく、現実にそうであるならば、確かに山尾氏がどのように対応すべきかという点では教訓は大きかったものと思います。
参照
橋下徹”不倫謝罪は時間無制限で対応せよ”」(ブロゴス)

 無限に対応せよとは思いませんが、橋下氏の意見はとても参考になりました。
 とかく、野党と女性である議員には明らかに厳しい目が向けられがちです。そういった中で活躍していくこともまた困難が伴います。
 だからこそ私は、なお引き続き、応援したいと思っています。





LEAVE A COMMENT