年金機構のミス2万5426件…現在も月平均100件 – 読売新聞

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 振替加算の支給漏れが明らかになった日本年金機構で、年金の未払いなど様々な事務ミスに対応した件数が、2010年1月の発足以降、2万5426件に上ることが、同機構への取材でわかった。現在も月に平均100件程度のミスが発生している。

 ミスは受給者本人からの問い合わせや機構内の点検などで発覚。今年7月までに、未払いの年金を支給するなどの対応を終えた件数を集計した。13日に公表された振替加算の支給漏れ約10万件は含まれていない。

 ミスの多くは、職員の確認不足によるもの。年金制度の誤認や届け出の放置もあった。最近も、「障害年金の届け出の添付書類が所在不明になってしまった」(約50万円の未払い)、「金融機関からの問い合わせで、委託業者が口座番号の入力を誤ったことが判明」(約23万円の未払い)などの事案が発生している。

 未払いや過払いなど金額に影響があるものは約1万6000件で、総額約195億円。16年度の4770件を調べたところ、ミス1件あたりの影響額は、100万円以上500万円未満が最も多く1268件(27%)、500万円以上も182件(4%)に上った。

 対応総数2万5426件の原因となったミスは、半数以上が同機構発足後に起きた。16年度は月平均約100件のペースで発生。不祥事が相次いだ旧社会保険庁を廃止し、再出発した後もミスが繰り返されている。同機構は、全職員に毎月、事務ルールの理解度チェックを実施。ミスの原因や対策もまとめている。同機構は「年金制度が複雑化し、職員のスキルアップが追いついていない面がある」としている。





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