「生殖器逆転」の昆虫発見=北大准教授らにイグ・ノーベル賞-米 – 時事通信

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2017年のイグ・ノーベル賞「生物学賞」を受賞した北海道大の吉沢和徳(手前右)、慶応大の上村佳孝(手前左)両准教授ら国際共同研究チームのメンバー(吉沢氏提供)=16年3月、ブラジル・ミナスジェライス州

 【ニューヨーク時事】独創的でユーモラスな研究を表彰する「イグ・ノーベル賞」の2017年の授賞式が14日、米マサチューセッツ州のハーバード大であり、雄と雌で生殖器の形状が逆転している昆虫の存在を明らかにした北海道大の吉沢和徳(46)、慶応大の上村佳孝(40)両准教授らの国際共同研究チームが「生物学賞」を受賞した。日本人のイグ・ノーベル賞受賞は11年連続。

〔写真特集〕輝け! イグ・ノーベル賞

 体内受精する生物は、ほぼ例外なく雄が雌の体に生殖器を挿入して交尾する。しかし、研究チームは、ブラジルの洞窟で見つかったチャタテムシの一種を調べ、雌が伸縮する突起状の生殖器を持ち、雄の穴状の生殖器に挿入することを突き止めた。

雌が突起状の生殖器を雄の体に挿入して交尾する昆虫「トリカヘチャタテ」(吉沢和徳・北海道大准教授提供)

 交尾の際、雄は精子とともに栄養物質を雌に渡していることから、研究チームは、この栄養をめぐる雌同士の競争が激しくなったと分析。多くの生物と異なり、雌の交尾に対する積極性が雄を上回った結果、雌の生殖器の進化と雄の適応を促したと結論付けた。
 この虫は、平安時代の宮中を舞台に性別を取り換えて育てられた男女を描いた古典「とりかへばや物語」にちなみ、「トリカヘチャタテ」と名付けられた。研究チームは14年、一連の成果をまとめた論文を米学術誌に発表した。
 研究チームは調査のため授賞式を欠席したが、チャタテムシの探索先である高知県の洞窟で撮影したビデオメッセージで喜びを報告。「われわれの発見でペニスを男性器と説明している世界中のあらゆる辞書が時代遅れになった」とのコメントに、会場は笑いと拍手に包まれた。(2017/09/15-08:36) 関連ニュース

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