すき家、ココスを傘下に持つゼンショーの心変わり (1/2) 〈東洋経済 … – dot.

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by 常盤 有未:東洋経済 記者
(更新 )




小川会長はジェフ加盟を機に、人手不足など外食業界の課題にどう取り組むのか

小川会長はジェフ加盟を機に、人手不足など外食業界の課題にどう取り組むのか

外食最大手のゼンショーHDが業界団体との“付き合い方”を一変させた

 外食の一匹狼がついに群れに加わった。

 牛丼チェーン「すき家」やファミリーレストラン「ココス」など多様な業態を傘下に持つゼンショーホールディングス(HD)が4月、外食の業界団体・日本フードサービス協会(ジェフ)に加盟していたことが本誌の取材で明らかになった。

 ゼンショーは主力のすき家の出店拡大やM&Aで成長。2016年度は売上高5540億円と外食最大手に位置している。

 それでもジェフに加盟しなかったのは「自社の成長に集中したかった」(同社)ため。同業他社と歩調を合わせるのではなく、独自の成長戦略を優先した。「(加盟する)吉野家HDとの輸入牛肉をめぐる見解の相違から加盟を避けていた」(業界関係者)との見方もある。

 今回のジェフ加盟についてゼンショーは、「業界首位の企業が入っていないのはどうなのかという外部の声が強かった」と説明する。ただ、連結売上高で日本マクドナルドHDを抜いて首位に立ったのは10年度のこと。もっと早くに加盟していてもおかしくはなかった。

 このタイミングで加盟を決めたのはなぜか。一つには内部体制固めにメドのついたことがあるだろう。

 14年以降、すき家で深夜の1人勤務体制(ワンオペ)や長時間労働が問題となり、休業を余儀なくされる店舗が出た。ゼンショーは時間管理の厳格化や深夜帯の複数人勤務体制を開始。14年度こそ最終赤字に陥ったものの、深夜営業の再開が進んで軌道に乗り、16年度は10期ぶりに最高純益を更新するまでに回復した。

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