福岡県職員、115万円横領容疑 県警逮捕 団体口座から不正出金 – 西日本新聞

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 福岡県警は8日、管理を任された任意団体の銀行口座から現金計約115万円を引き出し横領したとして、業務上横領の疑いで、同県財政課企画主査林恭一郎容疑者(41)=同県粕屋町柚須=を逮捕した。

 逮捕容疑は、行政経営企画課事務主査だった2016年11月~今年3月、県内の政府出先機関の長や県知事、福岡市長ら計42人が加入し、親睦を図る任意団体「木曜会」の口座から、22回に分けて現金計114万5400円を引き出して横領した疑い。「出金したことは間違いないが、1円も使っていない」と容疑を否認しているという。

 県警や県によると、林容疑者は1999年10月、県職員に採用された。木曜会の会員は月額2300円の会費を半年または年に1度まとめて口座に振り込んでおり、林容疑者は16年4月から今年3月まで会費の管理業務を担当。4月に財政課に異動した際、引き継ぎの中で不正出金の疑いが浮上し、県が県警に被害届を提出していた。林容疑者は「引き出した金は知らない男に渡した」と供述しているが、県警は自ら使用のために横領したとみている。

昨夏も着服発覚 再発防止不徹底

 福岡県職員の逮捕者は、昨年8月以降で6人目となった。県は同月、庁内の親睦会口座から無断で現金を引き出した男性職員を懲戒免職処分とし、親睦会費の適正管理を求めていたが、またも不祥事が発覚した。

 県によると、林恭一郎容疑者は政府出先機関の長や知事らでつくる「木曜会」の口座の印鑑と通帳を1人で管理していた。1回当たり約2万円から9万円を引き出していたという。

 県は昨年8月の不祥事を機に、口座の印鑑と通帳を複数の職員で保管することなど、書面で改善を促していた。だが、林容疑者による不正な引き出しはその後も8回続き、再発防止策は徹底されなかった。

 小川洋知事は「県行政に対する県民の信頼を損ね、大変申し訳ない」とのコメントを出した。県は9日、緊急の幹部会議で対応を話し合う。

=2018/05/09付 西日本新聞朝刊=

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