「問題文書の認識なし」=発見先の担当課長-イラク派遣日報・陸自 – 時事通信

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稲田朋美防衛相 南スーダンPKO日報問題で引責辞任 コメントはまだありません

陸上自衛隊イラク派遣部隊の日報問題について、記者会見で説明する山崎幸二陸上幕僚長=5日午後、防衛省

 陸上自衛隊イラク派遣部隊の日報問題で、日報の存在を確認しながら約1年間報告していなかった陸自研究本部(現・教育訓練研究本部)の教訓課長が、「国会で問題になっている文書だという認識はなかった」と説明していることが5日、分かった。記者会見した山崎幸二陸上幕僚長が明らかにした。
 防衛省によると、日報の存在は教訓課長を含む研究本部の少なくとも数人が把握していたとされ、同省は組織的な隠蔽(いんぺい)がなかったか詳しい経緯を調査する。
 研究本部は昨年2月22日に当時の稲田朋美防衛相から指示を受け、イラク派遣部隊の日報を調査。3月10日に「保有していない」と報告した。しかし同月27日に、南スーダン国連平和維持活動(PKO)派遣部隊の日報問題による特別防衛監察の過程で、当初調べていなかった教訓課の外付けハードディスクからイラクの日報が見つかった。
 教訓課はその時点で発見を報告せず、今年1月になってから陸幕に伝えたが、発見日は知らせていなかった。問題が表面化した今月2日に聞き取り調査を受け、発見が1年前だったことを初めて報告した。
 陸幕長によると、教訓課長は「(イラク日報は)南スーダンの調査対象ではないという認識から報告しなかった」と釈明。当初の調査についても「大臣の指示との意識がなかった」と説明しているという。
 会見で山崎陸幕長は、調査結果に応じて関係者の処分を検討する考えを示した上で、自身の進退については「原因を究明し、より良い組織にするのが責務だ」と述べるにとどめた。南スーダンの日報問題では当時の陸幕長らが引責辞任した。(2018/04/05-20:48)


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