いじめ撲滅「ピンクシャツデー」普及へ活動 袋井中 – @S[アットエス] by 静岡新聞

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ピンクシャツを着て活動を紹介する袋井中の生徒たち=2日、袋井市浅名の市立浅羽中

 東京電力福島第1原発事故を受けて避難した児童が転校先で「ばい菌」扱いされるなど、全国各地で問題化するいじめ。そんないじめをなくそうと、袋井市立袋井中の生徒がいじめ撲滅の意思表示としてピンク色のシャツなどを着用する活動「ピンクシャツデー」の普及に努めている。12月は市内の他の中学校を訪れ、活動の趣旨と袋井中の成果を紹介。来年1月には文部科学省主催の「全国いじめ問題子供サミット」に参加し、いじめを許さない決意を全国にアピールする。
 きっかけはカナダ発のこの取り組みを知った岩田敏彦校長の一言。「この学校を良くしたいならやってみるか」との問いかけに、生徒会役員らが応じた。各教室で自作のビラを配り、活動内容と実施日を周知。3月に行った1回目のピンクシャツデーでは、趣旨に賛同した生徒と教員計250人がピンク色のヘアゴムをしたり、靴下を履いたりして登校した。7月の2回目は参加者が421人に増えた。8月には中学生議会で市に活動をPR。近隣の小学校も興味を示し、少しずつ輪が広がっている。
 ただ、生徒が目指す「撲滅」への道は険しい。2015年度、静岡県内公立中学校のいじめ認知は14年度比238件増の2019件。市内でも同校を含む4校で計22件が報告された。中心メンバーの3年宮崎蓮さん(15)は「(ピンクシャツデーに)全員が参加しているわけではない」と課題を認めつつ、「私たちが卒業しても、学校の伝統として続けることが大事」と話す。

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