シリア政権側が化学兵器攻撃か=東グータ猛攻、死者90人超-最後の反体制派撤退へ – 時事通信

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7日、シリア・ドゥーマで化学兵器とみられる攻撃で負傷し、手当てを受ける子供(反体制派活動家のフェイスブックより)

 【カイロ時事】在英のシリア人権監視団によると、首都ダマスカス近郊の東グータ地区で7、8両日、唯一抵抗を続ける反体制派「イスラム軍」に対するアサド政権と後ろ盾ロシアによる空爆が続き、56人が死亡した。負傷者らを救援する「シリア民間防衛隊(ホワイト・ヘルメッツ)」は、化学兵器が投下され、40人以上が窒息死したと主張。大半は子供や女性とされ、500人以上が治療を受けているという。

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 イスラム軍が残る同地区ドゥーマへの空爆は6日に再開され、人権監視団によれば、8日までに死者は計96人に達した。イスラム軍の一部の強硬な勢力が政権側との撤退合意に反対したため、完全制圧を急ぐ政権側が猛攻を加えた。しかし激しい攻撃の結果、イスラム軍は8日、拘束中の政権軍兵士らを解放し、48時間以内に北部へ撤退することで政権側と合意。一部が既に撤退を始めた。
 ドゥーマで活動する反体制派メディアは、犠牲者が目を見開いたまま、口から白い泡を吹いている画像を公開し、アサド政権側によって化学兵器が使用されたと主張。犠牲者らは地面に折り重なって倒れて息絶えており、化学兵器の一種である塩素ガスや強力な致死性ガスの使用が疑われている。
 一方、国営メディアによれば、政権側は「イスラム軍は崩壊しつつある。化学兵器の嫌疑を繰り返して、政権軍の進撃を妨げようとしている」と強調し、化学兵器の使用を否定した。
 シリアの内戦では化学兵器による攻撃が繰り返され、東グータでも2013年8月、猛毒サリンが使用されたと国連調査団が結論付けている。(2018/04/09-08:43)


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