財務省、森友に口裏合わせ依頼=安倍首相、イラク日報問題で陳謝 – 時事通信

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参院決算委員会で答弁する安倍晋三首相=9日午前、国会内

 参院決算委員会は9日午前、首相と全閣僚が出席し、2016年度決算に関する質疑を行った。財務省の太田充理財局長は、学校法人「森友学園」への国有地格安払い下げに絡み、理財局職員が学園側に口裏合わせを求めたと明らかにした。一方、首相は存在しないとされた陸上・航空自衛隊イラク派遣部隊の日報が見つかった問題で陳謝した。
 口裏合わせの疑惑はNHKが4日に報じ、副総理兼財務相が確認するとしていた。本省がなぜそうした行動に及んだのか、決裁文書改ざんと併せ、森友問題をめぐる疑惑がさらに深まった形だ。
 太田氏によると、理財局職員が口裏合わせを依頼したのは昨年2月20日ごろ。財務省は国会で当時、地中のごみについて「相手方において適切に撤去した」などと説明していた。この答弁に合わせるため、学園側の弁護士に電話で「トラック何千台も走った気がするといった言い方をしてはどうか」と打診。同省近畿財務局にも学園側に念押しするよう要請した。
 これに対し財務局は「事実に反する」と拒み、学園側も応じなかったという。太田氏は「事実と異なる説明を求めたのは間違いなく誤った対応だ」と陳謝した。
 首相は日報問題に関し「自衛隊の最高指揮官、行政府の長として、国民に深くおわびしたい」と述べた。「シビリアンコントロール(文民統制)にも関わりかねない重大な問題で極めて遺憾だ」とし、「信頼の回復に向けて全力で取り組んでいきたい」と強調した。いずれも自民党の西氏への答弁。(2018/04/09-10:33)


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