天保5年創業、「日本一高い、日本一うまい」で知られる東京銘菓の花園万頭が破産(東京商工リサーチ)

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直営店舗や百貨店に入居している売り場は当面営業を継続する

 (株)花園万頭(TSR企業コード:290958687、法人番号:1011101017476、新宿区新宿5-16-15、設立昭和28年1月13日、資本金4000万円、石川一弥社長)は5月31日、東京地裁に破産を申請し同日、保全管理命令を受けた。申請代理人は吉田勉弁護士(吉田・渡邊法律事務所、千代田区九段北1-3-4、電話03-5275-7451)ほか。保全管理人には野田聖子弁護士(永沢総合法律事務所、中央区日本橋3-3-4、電話03-3273-1800) が選任された。
 今後、破産開始決定になるまで直営店舗や百貨店に入居している売り場は当面営業を継続する予定。
 負債総額は約20億円。
 
 天保5(1834)年創業の老舗和菓子製造販売会社。「花園万頭」、「ぬれ甘なつと」、「花園春日山」が売上の中心で、自社工場で生産、本店等での直営販売のほか、首都圏の有名百貨店内に開設されている全国56カ所の売り場で一般顧客向けに販売、ピークとなる平成6年6月期には売上高約42億円をあげていた。
 
 しかし、バブル期に過剰な有利子負債を抱えたほか、東日本大震災後の販売不振など業況が悪化。さらに近年は、消費低迷による売上不振が続き28年6月期には売上高20億1105万円に減少し、1億9042万円の赤字となり、債務超過に転落。29年6月期も売上高は19億272万円にとどまり、経営悪化に歯止めが立たず、今回の措置となった。

東京商工リサーチ

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