株価急落のスナップ、投資家は「経営ミス」を厳しく指摘 – BIGLOBEニュース

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スナップの共同創業者であるエヴァン・スピーゲルとボビー・マーフィーの資産額は5月2日、合わせて13億ドル(約1418億円)も減少した。前日に発表された業績が振るわず、株価が20%も急落したからだ。スナップの株価は1日までは14ドル台だったが、8日現在で10ドル台後半での取引となっている。

2人の共同創業者の資産額は1日時点でそれぞれ32億ドルだったが、2日の取引終了時点で25億ドル(約2700億円)となった。2人の資産額は、各人が18%ずつ保有するスナップ株に大きく左右される。

スナップの2018年第1四半期の業績は、売上とユーザー増加率で予想を下回った。同社は個人コンテンツとメディアコンテンツの違いを明確にするデザイン変更を行ったと主張するが、ユーザーや広告主からは分かりづらいとの批判があがっていた。

売上は2億3070万ドル(約252億円)で、アナリスト予想の2億4300万ドルにおよばなかった。デイリーユーザー数の増加は700万人と予想されていたが、実際は400万人にとどまった。

スナップのスピーゲルCEOは投資家の懸念に対し、「広告に自動オークションを取り入れたことによって売上の伸びが一時的に弱まったが、移行は迅速に行われ良い変更となった」と説明した。

一方で投資会社「パイパー・ジャフレー」のアナリストSamuel Kempは「経営側は業績不振について、うんざりするほど多くの理由を挙げたが、そのすべてはスナップが明らかな経営ミスを犯したことに起因している」と深刻な懸念を表明した。

インスタグラムとの競争も激化している。インスタグラムが2016年8月にスナップチャットのライブストーリーと酷似した機能を発表したからだ。

「スナップが突如として収益化に走ったことにより、適切な投資を行えなくなる可能性がある」とKempは指摘する。

スナップは2017年3月にニューヨーク証券取引所で上場。スピーゲルとマーフィーのIPO当日の資産額はそれぞれ54億ドルにも上り、30歳以下のセルフメイド(自ら創業した)ビリオネアとしては世界で初めて、資産額のほぼ全額を上場企業の株式が占めることになった。

しかし、上場以降は不振が続き、2017年8月にも売上やユーザー増加率で期待を下回り、創業者2人は資産額が合わせて10億ドル減となっていた。

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