テレビ事業の子会社「東芝映像ソリューション」売却 – 毎日新聞

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中国家電大手のハイセンスグループに

 経営再建中の東芝は14日、テレビ事業子会社「東芝映像ソリューション」を中国電機大手の海信集団(ハイセンス)に売却する契約を結んだと発表した。2015年の不正会計発覚後、海外のテレビ事業から撤退するなどリストラを進めてきたが、テレビ事業は営業赤字が続いており、継続は難しいと判断した。売却額は約129億円で、来年2月末ごろの売却完了を目指す。

 18年3月期連結決算に売却益を計上する見通し。東芝のテレビブランド「レグザ」もハイセンスに売却する。

 東芝は1960年に国内初のカラーテレビを発売し、現在は「レグザ」ブランドを展開している。低価格帯で急成長した韓国や中国のメーカーの攻勢などで業績が悪化し、テレビ事業は11年度から営業赤字が続いていた。15年に不正会計問題が発覚して以降はテレビ事業のリストラを進め、自社の開発・販売から撤退し、他社にブランドを供与して使用料を得るビジネスに切り替えており、売却先を探していた。

 東芝は米原発事業で生じた巨額損失を穴埋めするため、来年3月末までに稼ぎ頭の半導体メモリー子会社「東芝メモリ」を売却する計画で、今後はエレベーターや鉄道システムなどの社会インフラ事業に注力する考えだ。消費者向けで残る主な事業はパソコン事業だけになるが、こちらも営業赤字が続いており、撤退も視野に抜本的に見直す方針だ。【古屋敷尚子】


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