株賢者の必見情報 客数、単価、受注など「月次開示」 – 日本経済新聞

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マクドナルド使用期限切れ鶏肉使用問題 コメントはまだありません

 3月期企業は年度の折り返しとなる4~9月期(上期)決算を10月下旬から順次発表する。四半期ごとの決算に加えて幅広い企業が毎月、業績の基になるデータを開示している。うまく読み解けば投資のヒントに役立つ。

 日本企業の2018年3月期は増収で、最終的なもうけを示す連結純利益が2年連続で過去最高になる見通し。上期決算に合わせて、通期見通しを引き上げる企業が相次ぐとみられる。

 業績は遠くから近くまでズームレンズで見るべきだ――。ある国内運用会社の幹部はこう話す。年間の利益計画を遠景とすれば、開示される情報が半期、四半期、月次と期近になるにつれ「企業の今」を映し出す。逆に足元の状況が分かれば、中長期の業績トレンドを見通しやすい。

■既存店動向に注目

 外食や百貨店、アパレルなどは月次の来店客数、販売単価が業績、株価の先行きを映しやすい。月次データは各社のホームページで手に入る。

 わかりやすいのが日本マクドナルドホールディングスだ。14年に発覚した期限切れ鶏肉問題などの不祥事以降、不採算店を統廃合し、日本で独自に開発した大型バーガー「グラン」シリーズなどで挽回してきた。既存店売上高は16年1月から17年8月まで20カ月連続で2ケタ増収だった。8月には17年12月期の純利益見通しを前期比4倍の200億円に上方修正した。

 株価も歩調を合わせるように反転。年初に2930円だった株価は9月に5130円を付け、足元も堅調だ。

 自動車や鉄鋼、機械など業界団体を通じて月次の生産・販売を示す企業も多い。

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