相撲協会、日馬富士の貴ノ岩への暴行で厳しい処分も – 日刊スポーツ

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日馬富士(左)と貴ノ岩(共同)

日馬富士(左)と貴ノ岩(共同)

 大相撲の東横綱日馬富士関(33=伊勢ケ浜)が10月の秋巡業中、酒席で平幕貴ノ岩関(27=貴乃花)をビール瓶で殴るなどの暴行を加えて頭部にけがを負わせたことが14日、分かった。貴ノ岩関の師匠である貴乃花親方(元横綱)が10月下旬、鳥取県警に被害届を出していたことも判明した。

 県警はトラブルの有無など事実関係の捜査を進めており、日馬富士関や関係者から事情を聴くとみられる。日本相撲協会も危機管理委員会が調査を始めると発表。現役横綱による極めて異例の不祥事で、協会は厳しい処分を科す可能性がある。

 協会関係者によると、日馬富士関は10月下旬に鳥取県内で開かれたモンゴル出身力士らが出席した酒席で、貴ノ岩関が生活態度を注意された際にスマートフォンを気にしたことに激怒して暴行。白鵬関、鶴竜関の両横綱も同席していたという。貴ノ岩関は「脳振とう、左前頭部裂傷、右外耳道炎、右中頭蓋底骨折、髄液漏の疑い」と診断され、11月に一時入院。九州場所は初日から休場している。

 日馬富士関は14日午前、福岡県太宰府市の伊勢ケ浜部屋での朝稽古後「貴ノ岩のけがについて、貴乃花親方、貴乃花部屋、相撲協会、(伊勢ケ浜)部屋の親方に大変迷惑を掛けたことを深くおわび申し上げます」と謝罪したが、暴行については説明しなかった。九州場所は同日の3日目から休場した。

 春日野広報部長(元関脇栃乃和歌)によると、相撲協会の事情聴取に対し、日馬富士関の師匠である伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)は暴行を認めた。危機管理委の本格的な調査は九州場所千秋楽翌日の27日以降となる見込み。処分や調査結果は九州場所中には出さず、事実関係が判明するまで先送りするという。

 相撲協会の八角理事長(元横綱北勝海)は「ファンの方に申し訳ない気持ちでいっぱいだ」と謝罪し「残念だが、やることはきちっとやる」と述べた。委員長を務める高野利雄外部理事(元名古屋高検検事長)らによる危機管理委の調査を踏まえて事態の収拾を図る。

 協会の諮問機関、横綱審議委員会の北村正任委員長(毎日新聞社名誉顧問)は「協会の厳しい処置を求めることになるだろう」と語った。

 日馬富士関は本名ダワーニャム・ビャンバドルジ。2001年初場所に「安馬」のしこ名で初土俵を踏み、軽量ながらスピード感あふれる相撲と闘争心で12年秋場所後に第70代横綱に昇進。先場所は逆転で9度目の優勝を達成した。




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